自分流の起点

憲法第11条に
「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない」
とあります

この一節が自分は小学校時代から大好きです

なんら憲法とは関係がありませんが
性格的に
組織に従属したり
組織の名前を活用したりすることは
鳥肌ものです

それでも…
語らねばならない
健康長寿医療に燃えるキッカケを与えてくれ
なおかつ
所沢に導いてくれた感謝すべき病院があります

それが
東京都老人医療センター
現在の東京都健康長寿医療センターです

平成4年から1年半
大学の関連病院として勤務しました

老年医学界各分野の
多くの重鎮がここと関わりがある
と言っても過言ではありません

今でこそ珍しくはないでしょうが
約20年前の老人医療センターでは
90から100歳の超高齢者を普通に
診ることができました

しかも
科学研究費が与えられ
自分も1mlで何万円もするビタミンDを手に入れ
骨芽細胞を培養し研究をさせて貰いました

臨床面でも
勤務期間中に大腿骨頚部骨折症例が2000件に達し
部長と「名球会入りですね」とか冗談を言える桁外れの内容でした

大腿骨頚部骨折のDHS手術など
皮膚にメスを入れ 骨折部を固定し 皮膚を閉じるまで
30分以内にできるようになる
そんな環境でした

ところが
日増しに自分の関心は
超高齢者間の機能低下の差に向くようになりました

その当時
健康寿命なんて言葉はまだ無かったと思いますが
元気に活動でき自分と普通に会話ができる95歳の方もいれば…
立つので精一杯だったり
寝たきりの方もいる

皆 いつまでも自立した活動ができないものか

信じられないくらい活動が行える方がいるのは
ナニかが関係しているはず

そのナニかとは…

これを絶えず考えて ムダに「加齢」し現在に至りました

しかしながら近年
そのナニかが世界中の優秀な研究者達により解明されるに至り
自分自身の健康にも
治療に際しても
活用できるまでになったのです

話が長くなりましたが…
老人医療センターのそりゃあ広い医局の片隅に
机を貰っていました

その隣りの机に座っていた
現在 Harvard大学に留学している
内科の先生から
センター勤務を終える際に
整形のバイトにいかないかと紹介されたのが
この地
所沢だったのです

以来18年間 所沢に・・・

今の自分はすべて
老人医療センターから始まっていたのです